ビジネス関連のご紹介!
ビジネス関連のご紹介!
ビジネス書籍とは、社会人がビジネスを行う上で役立つヒントや考え方を紹介している書籍を指します。
たとえば、営業を行う上で役立つテクニックや会話のコツなどを解説している書籍や、広告業に携わる人がどのような視点から企画を行えば良いのか、といった業種に特化した書籍などもビジネス書籍に含まれます。
また、ビジネス書籍で最も多いのは、発想力や計画力を養うことを目的とした書籍。このタイプの本はどの業種でも役立てることができるため、ヒットやベストセラーとなることが多いようです。
このほか、ビジネス書籍には有名企業の創設者が解説する指南書や、考え方を切り替える自己啓発本なども当てはまります。
新書としては、かなり読み応えある内容です。堤氏がアメリカ、湯浅氏が日本の貧困問題について、各々の立場から深く語りあっています。両氏は、貧困問題に対して、おもに国、自治体、大企業などに働きかける、運動家・活動家として活躍しています。失業者や生活困窮者の伝家の宝刀として、生活保護申請をあげています。
私は先に、堤氏の「ルポ貧困大国アメリカ」、湯浅氏の「反貧困」を読んでいましたが、まず本書を読んでから前書二冊を読んだ方が、貧困問題の大まかな概略をつかめて理解しやすかったと思いました。
本書では貧困の相手となる、国、自治体、大企業の存続ありきで語られています。しかしながら、もしそれらがが破綻し、生活保護申請をはじめ、今の社会制度が崩壊したときに、わたしたちはどのようにして生きていったらいいのか?さらなる大不況になる可能性のある中、私は何度もそう思いました。本書では語り合う内容ではないと思いますが、両氏にも、今後ぜひ提言して欲しいテーマでもあります。
アメリカの医師の話に驚いた。医師といえば高給取りのイメージしかない。だが、医師と教師の現状は似たようなものだった。どちらも給料が低く、ストレスに晒される仕事なのだ。医師は新自由主義のあおりを受け、病院の経営方針に、製薬会社と保険会社が口を出してきて、教師は、「落ちこぼれゼロ法」なるもので、統一テストでは平均点を上げるために、成績の悪い生徒には休ませるなどするという。おや?どちらも聞いたことがある話、という気がした。病院経営が大変なことは海堂尊の『極北クレイマー』などにも描かれ、うちの近所の小児病院も知事の指示で閉鎖されようとしている。また統一テストの話は全く同じケースが日本の小学校でもあった。
またチャーター・スクールの裏話、テスト用紙に広告を入れている訳、HMO(会員制民間健康維持組織)や医療保険の話(堤未果さんの知人の歯の詰め物がアメリカで取れて、歯医者に行った際の話に唖然)、ウォルマートの実態、チャリティは徹底しているものの、そこで終わって先にいかず改革につながらない状況(日本はそれに対してチャリティ自体への意識が圧倒的に薄い)、イラク戦争でのリクルートと日本の自衛隊のリクルートの相似、失業手当について、とあるミネラルウォーターに対して市民から広がった不買運動、アメリカのIRS(国税局)の怖さなどが著者2人の体験や取材を交えて紹介される。中間層があっという間にワーキングプアになる図式は日米そっくりだ。他人事とは言っていられないし、セーフティネットを確立しないといけないのでは?と危機感が募る。
堤未果さんと湯浅誠さんの対談本となっていますが、堤さんの会話部分が多く、テーマの設定も堤さんよりだと感じました。よって、アメリカ社会の話が多いです。日本社会の話を読みたかった自分としては少し肩透かしをくらった感じがしました。
それと、両者の話は、確かに重複が多い気がします。この本の中でも、同じような話が繰り返される箇所がけっこうあります。
もっとも、他に、堤さんの本を読んだことのない私としては、知らないことも多かったので、☆3つ。
最初から二章ほどアメリカの話題で引っ張っていたので、
日本の問題を提起する本ではなかったのか?と違和感を持ったが、
最後まで読むと著者達の意図が読み取れた気がする。
ホンの10数年前まではリストラ対象は高年齢の高給取りだった…
彼らは早期退職金や貯えなど、ここで言う『溜め』があり、
まだ余裕があったと記憶している。
しかし、今は退職金を制度としている企業も減少しており、
年齢を問わず貯えはない状況という印象を持っている。
私は個人的に悪いときの経験があるので、
『貧困スパイラル』、『すべりだい社会』の
現実に直面している方達の気持ちはある程度分かる…
ハローワークなど職安での競争は激しいので、
仕事は直ぐには見つからないし、かといって家賃支払いは毎月来るので、
お金が底をつけば住む所は追われ、スキルも上げられないし、
本も読めない、栄養が採れないので、体力は落ちる、
投げやりになる…と最悪一直線である…
本でも書いてあるように、これは派遣問題だけでくくるのではなく、
労働者の問題として考えていかなければならないと思う。
また、運動良し悪しとか、運動で解決出来るか否か?とかを問う前に、
現実問題として、社会全体で一所懸命になって、
考えて行かなければならないのですよ!との
メッセージが込められていると理解したが…
これは、なんともいえない、本である。
良書なのだが、メッセージが多すぎ、
さらに、あまりに過酷な現実を突きつけられると、憂鬱になる。
行き過ぎたグローバル化、民営化、市場原理主義で、
便利になったと思えた現実は、とんでもない形で我々に跳ね返ってくるのか。
皆が苦しい思いをした先に、
一部の人のみが、富を享受する世界しかないとしたら
絶望しかない。
隣で餓死する人がいても、病気で死ぬことが分かっていても
手助けもできず、何もできずに、
ただただ権力者の言いなりにしか生きられないような
未来は、厳しすぎる。
中流層を貧困に没落させる、高額な医療費、
若者を戦場へ連れ出す、米のモデルを
日本が後追いしていたら、救われない。
日本の高すぎる教育費や、Noといえない労働者から
搾取するだけの現在のシステムは、構造的に異常である。
人が、何のために、生きているのか、全く分からなくなる。
全ての人が幸福になれる、バラ色の未来なんて、
ありはしないことは分かるが、
誇りを持ち、苦しいことは多くとも、明日に希望が持てる
未来を手繰り寄せることはできるのではと思える。
書評としては飛躍も大きいが、
未曾有の経済金融危機である、今の時代と合わせ、必読だと感じる。
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