ビジネス関連のご紹介!

ビジネスで使われるグッズや、ビジネスが関わる事例を紹介します。

ビジネスお役立ちガイド > ビジネス書籍 商品一覧 >> あぁ、監督 ――名将、奇将、珍将 (角川oneテーマ21)

ビジネス書籍 商品

ビジネス書籍とは、社会人がビジネスを行う上で役立つヒントや考え方を紹介している書籍を指します。
たとえば、営業を行う上で役立つテクニックや会話のコツなどを解説している書籍や、広告業に携わる人がどのような視点から企画を行えば良いのか、といった業種に特化した書籍などもビジネス書籍に含まれます。
また、ビジネス書籍で最も多いのは、発想力や計画力を養うことを目的とした書籍。このタイプの本はどの業種でも役立てることができるため、ヒットやベストセラーとなることが多いようです。
このほか、ビジネス書籍には有名企業の創設者が解説する指南書や、考え方を切り替える自己啓発本なども当てはまります。

悩めるマネージャーへ

各球団の新旧取り混ぜた監督を事例に、野村監督の考えるリーダー像を展開しています。
良い事例と悪い事例の双方を取り上げており、自分が目指すべきリーダー像を検証するのに非常に役に立ちます。

TVなどでのコメントほど毒はないのですが、歯切れは悪くないですし妥当間のある分析で説得力のある内容となっています。

文章も非常に分かりやすく、下手なビジネス書を凌駕する出来栄えです。

きっと代筆者がいるのでしょうが、野村監督の考え方がしっかりと反映されており好感が持てます。

いろいろな監督

プロ野球の監督にはいろいろなタイプがあります。
野村監督のように理論派の人や作戦面はヘッドコーチに任せてゼネラルマネージャ的
な役まわりの人などです。
野村監督はヤクルト時代はうまくいったけれど、阪神では思うようにいかなくて
星野監督のような人のほうが阪神のチームにはよかったと書かれていました。
野球を全然知らない人が、ビジネス書として読むと期待はずれかもしれないです。
野村監督の成功だけでなく、失敗も書かれています。
過去の本と内容がダブっているところもありますが、いい内容だと思います。

6000試合!!

メジャーでも例のない
選手として3000試合 + 監督として3000試合
を達成した唯一の人=野村勝也氏

野村監督はずっと弱いチームの監督をしてきた
阪急、ヤクルト、阪神、シダックス、楽天
どこも弱かった
だけど、どこも強くなった
(阪神は後任の星野監督になって2年目で優勝・・・)
野村克也は常に全力であることがよくわかる
・選手の時は選手として誰にも負けないと
・評論家になれば、誰にも負けないわかりやすい評論をと
・監督になれば誰にも負けない強いチーム作りをと
元々ドラフトではなく、テスト生で阪急に入団
ピッチャーの球を受けるだけの『壁』だった
その反骨精神から、どうしたら勝てるかをずっと考えて野球をしていたように思う
プロは勝ってナンボ
王・長島のいる華やかなセ・リーグの陰に隠れて現役生活を過ごした野村監督にとって勝つことへの執着は半端ない
他の監督への野村監督なりの分析が面白かった
野球ファンにはたまらない(昔の監督は知らないけど・・・)
原監督や森監督、落合監督、星野監督をタイプ別に分けて解析

野球論=組織論
として十分楽しめる1冊でした

野村のすごさはあとがきにある

36年前、今はなき大阪球場で、夜の11時半まで出待ちし、
野村のサインをもらったことが懐かしく思い出された。
その日、南海は負けてしまい、サイン欲しさに待つ私に、
事情通らしいおっちゃんから「野村は負けた日にはサインしてくれへんで」
といわれたのだが、
一番最後に出てきた野村は、
「はよ帰らなあかんやないか」と結構上機嫌でサインしてくれた。
野村を待つ間、いろんな人にサインをもらった。
その中には、当時南海のコーチで、後に広島の監督になった古葉もいた。
「平静 南海ホークス 古葉竹識」と書いてくれて、
律儀な人だなぁと思ったものだ。


思い出話はこれくらいにして、本書である。
野村が言うように、最近の監督は軽い。
圧倒的に、風格がない。
自分と年代が近い人(西武の渡辺にいたっては年下)
がやっているからと考えていたが、
どうも違うようだ。
野村ですら、好々爺然としているように見える。
しかし、やっぱり、すごい。
それは、的確な分析もさることながら、
そのすごさは、あとがきにあると思う。
こういうあとがきが書けるからこそ、
野村は今も監督をしていられるんだろう。


評論家時代の勉強のことが書かれているが、
かなり勉強したのは本当だろう。
当時から、「記事の原稿を本人が書いているのは野村だけ」
と言われていたのだから。


野村本人は意識していないかもしれないが、
野村の最大の功績は、「選手寿命を延ばした」ことにあると思っている。
戦力外通告をされた選手を再生したことを言っているのではない。
いま、40才を過ぎても現役バリバリで活躍している選手が多いが、
その先鞭をつけたのが野村であると私は考えている。
野村の持つプロフェッショナルとしての意識が球界に広まり、
その結果として、からだの手入れを怠らない選手が増え、
選手寿命が延びたのではないかと考えているからだ。


あれだけ待って、手に入れた野村のサイン、どこに行ったんだろう。
もってたらわが子に自慢できたのになぁ。



あぁ監督

●毎年、プロ野球の優勝チームの監督が本を出している。
一癖も二癖もありそうなプロ野球選手達をまとめあげチームを作っていった
組織論やリーダー論が書かれている。
それだけ野球というものが伝統があり、ファンの目も厳しく成熟した文化であるといった証明であるとともに
野球以外の仕事にも通じる要素が多いからこそのニーズなのだと思う。

●野村監督がこれまでの長い監督生活で、考え、感じた
「監督の仕事とは何か」「監督の備えるべき条件とは何か」を書き記している。
仕事の重責に対して、敗北すれば仕事を失い、人格まで否定されてしまうプロ野球監督。
そんな監督業の、悲哀や満足感、様々な感情が入り交じった「あぁ監督」なのであろう。
以下の章に分け監督論が書かれている。
1 監督の条件
2 私が見た「名監督」たち
3 間違いだらけの監督選び
4 野村流監督心得
5 人を遺してこそ真の名監督

野村監督は原因を条件で分けて各条件に事象を当てはめるといった構成をとっている。
これは、監督自身のシンキングベースボール、ID野球でのデータの分析法そのものであるように思われる。
三原、鶴岡、水原、川上、広岡、森、長島、原、渡辺、落合といった名監督達を
各条件に分けそれぞれ分析している。
最後に、監督の仕事で一番必要なものは、人間形成であるとしてまとめている。
選手、スコアラー、そして監督を育てていく事が大事であるとしている。
野村監督は、今後の野球界を担う後の世代の事も考える心境に達しているようである。